あなたもロードバイクに乗ってみたくなる! 乗ることがもっともっと楽しくなる! 今までどんな本にも書かれていなかった、自転車の楽しさや、乗りこなす工夫について、自動車ライター下野康史が鋭く語った、本邦初の珠玉のエッセイ集&ロードバイク指南書。
37歳にしてロードバイクにハマり込んでしまった著者は、これまで数十台もの自転車を買い換え、固定ギア車(ピストバイク)に惚れ込み、そして1日で300kmを走破する過酷なレースに毎年挑戦するまでに。乗らずにはいられない日がほぼ毎日という著者が、チャリンコ生活の中で見つけてきた、自転車でしか味わえない魅力や楽しみ方、試行錯誤の末に編み出した疑問解決策が満載!
初心者が気になる「自転車用語」や、「道路の走り方」「自転車の種類」「すね毛は剃るべき?」など、さまざまな点について面白おかしく、わかりやすく解説。レース出場経験や、自転車ぶらり旅などの、楽しさ溢れる輪行記も詳しく紹介。また、エコな乗り物としての一面や、モビリティ(=乗り物)としての側面についても独特の視点で触れている。
多くのローディーの情緒に訴えかける、自転車人としての処世術は一読の価値アリ。読んですっきり、50代からでも遅くはない、おじさん〝狂い咲き〟ロードバイク・ワールド!(でもでも、女性にも、若い人にも十分楽しんでいただけます!)
◎著者プロフィール
下野康史(かばた・やすし)
1955年、東京都に生まれる。立教大学社会学部卒業。自動車専門誌『CAR GRAPHIC』『NAVI』の編集部員を経て、88年にフリーランスに。独特の自動車評価眼と愉快な筆致により、幅広い年齢層から支持されている自動車ライター。近年では自転車に関する取材・執筆も多い。著書は、『運転』(小学館)、『図説 絶版自動車』『新説 軽快小型車』(講談社)、『イッキ乗り――いま人間は、どんな運転をしているのか?』(二玄社)など。